安心と体験機会の不足

家庭でも学校でも
安心できない
子どもたちに必要な
“第三の居場所”

子どもの安心感不足と体験機会の減少は
深刻さを増しており、“第三の居場所”の不足解消は
子どもの成長を支える最重要課題です。

核家族化と
共働き時代における
子どもの安心感不足

近年、日本の家庭環境は大きく変化しています。
祖父母など多世代による子育ては減少し、子どもと過ごす大人の人数も少なくなっています。
さらに、子どもと保護者が一緒に過ごす時間も年々短くなっています。
こうした家庭内の時間的余裕の低下や安心感の不足は、国際比較からも明らかです。
日本のワークライフバランス評価は先進国の中でも最下位に近く、
根強い長時間労働文化によって仕事と家庭の両立が困難な状況にあります。

核家族化

共働き世帯の増加

日々忙しく、子どもと十分に
関わる時間がとれない

子どもと時間を共有できず
日常の関わりが不足

家庭内の時間的余裕低下、家族の安心感が十分でない結果、
子どもは
「安心して話を聞いてもらえる」
「困ったときに寄り添ってもらえる」

といった機会を得にくくなり、
日常的に不安を抱えながら成長することになります。

参考:こども家庭庁(2025)こども・若者、子育て家庭を取り巻く状況について(2025.09.01)
CITIZEN(2025)「親子のふれあい時間」調査(2025.09.01)
厚生労働省(2024)令和5年版厚生労働白書-つながり・支え合いのある地域共生社会(2025.09.01)
鈴木 恭子(2023)独立行政法人労働政策研究・研修機構:なぜWell-beingを「幸せ」と訳すのでは足りないか?(2025.09.05)

挑戦と努力が
認められない
結果重視の学校制度

学校は子どもにとって学びと評価の場ですが、
必ずしも失敗や挑戦を安心して経験できる環境ではありません。
テストや通知表など「結果」が重視され、
挑戦の過程や努力が十分に評価されにくい現状があります。
こうした状況は、子どもに「失敗してはいけない」という
プレッシャーを与え、安心して挑戦する意欲を削ぐ要因となります。

最初に行きづらいと
感じ始めたきっかけ

小学生

中学生

参考: 文部科学省(2021)資料2【概要】不登校児童生徒の実態調査結果(2025.09.02)

保護者は子どもの友達関係を気にする傾向がありますが、
それ以外の要因も学校に行きづらい背景となっています。

さらに、「自分でも理由がよくわからないが行きづらい」と感じる
子どもも多く、抱える不安や疑問を言語化できないことも課題です。

こうした状況、つまり安心して挑戦できる環境が十分に整っていないことは、
子どもが学びや挑戦に意欲を持つ力を育むことを大きく妨げています。

地域の交流の
希薄化が生む
子どもの体験不足

かつては駄菓子屋や児童館、近所の公園など、子どもたちが自然に集まり、遊びや学びを通して支え合える場がありました。
そこでは、友達との関わりや地域の大人との交流を通じて、安心感や社会性を育むことができていました。

しかし現在、少子化や都市化の影響で、子どもたちが地域で集まる機会は減少しています。
放課後を一人で過ごす子どもも増え、テレビやゲームといった「一人遊び」が中心になる中で、人との関わりや挑戦の体験が乏しくなりつつあります。

本来、仲間と協力して課題を乗り越える体験や、年上が年下を助け、年下が年上に守られる経験は自分の存在意義を感じ、集団に関わる意欲を育てる大切な機会です。

ところが、地域との交流の希薄化によって、社会性や積極性、自己効力感を育む体験が不足しやすい現状が広がっています。

家の近くにいる
大人との関わり

小学2・5年生、中学2年生

地域の大人から褒められたり叱られたりする経験の多い小中学生は
生活習慣や道徳観が身についている者が多い

学校から帰宅後の
遊ぶ時間

小学2・5年生、中学2年生

小5~中2の平均3割が学校から帰宅後、ほとんど遊んでいない

子ども会やスポーツ少年団等
青少年の団体に加入している

小さい子どもを背負ったり
遊んであげたりしたこと

弱いものいじめやケンカを
やめさせたり注意したこと

友達が悪いことをして
いたらやめさせること

青少年同士が関わる活動をする小・中学生の割合が減少している。

参考:文部科学省(2006)青少年の意欲を高め、心と体の相伴った成長を促す方策について(2025/08/12)

子どもが「安心して挑戦できる場所」を見つけるのは、今の時代とても難しくなっています。
家庭は忙しく、学校では結果ばかりが求められ、地域の交流も減っている。

ジュニアカートスクール は、そんな子どもたちにとって、
親に見守られ、安心して過ごせる“もうひとつの居場所”です。

走るたびに少しずつ上達を実感し、仲間と励まし合い、努力がきちんと認められる。

ここでの経験は「できた!」という自信となり、
学校生活や家庭にも前向きな変化をもたらします。

私たちは、このような「第3の居場所」での挑戦と成功体験こそが
子どもの未来を生き抜く力を育むと考えています。