子育て不安の連鎖

安心も不安も
親から子へ
届いてしまう

家庭は、子どもにとって最初の安心の場であり、
学びや挑戦の基盤となります。
しかし、親の不安や過干渉が無自覚に伝わることで、
子どもは挑戦を避け、学ぶ意欲を失いやすくなります。

家庭が緊張した雰囲気にあると、子どもは
「失敗してはいけない」「不安を出してはいけない」と感じ、
感情を抑え込みやすくなります。

その結果、学びや挑戦に消極的となり、
自己肯定感や社会性の育ちに影響を及ぼすことがあります。

こうした子育て不安の連鎖は、一家庭だけの問題ではなく、
教育や人材育成、そして地域社会の活力にまで広がる可能性があります。

だからこそ、子どもを育てる環境を「家庭だけの課題」とせず、
社会全体で支えていく視点が求められています。

家庭における子育て不安

子育てに向き合う中で、多くの親が日々さまざまな不安を抱えながら努力しています。
「しつけの仕方がわからない」
「生活習慣の乱れ」
「経済的な負担」
「時間の確保」…
こうした悩みは誰もが直面するものであり、親自身が最善を尽くしている証拠です。
しかし、親の不安は気づかないうちに子どもの安心感や自信に影響を与えることがあります。

子育てのついての
悩みや不安の程度

子育てのついての悩みや不安の内容

参考:文部科学省(2021)令和2年度『家庭教育の総合的推進に関する調査研究 ~家庭教育支援の充実に向けた保護者の意識に関する 実態把握調査~』報告書(2025.0810)

親の不安が
子どもに与える影響

不安な親が陥りやすい
「過保護・過干渉」のリスク

不安を抱える親は、つい過保護や過干渉になりがちです。
しかし、こうした関わり方は、子どもの学習意欲や自信に影響を及ぼします。
過保護や過干渉は、子どもが自分で考えたり挑戦したりする意欲を低下させることが知られています。
子どもが自ら考え、挑戦する力を育むには、親自身が不安を和らげ、適切な距離感で関わることが大切です。

子どもの意欲を妨げる

「その友達とは遊んではいけない」と親が禁止する

スマホやゲームの使い方を過度に制限する

子どもの考える力を妨げる

進学に向けた情報収集など子ども自身の判断を制限する

放課後や自由時間の使い方を親が管理する

子どもが挑戦しなくなる

朝食や身支度、持ち物の準備をすべて親が済ませる

「今日の勉強はこれ」と親が決め、子どもが自由に調整できない

学習不安は
親子で連鎖する
母親の負担も
見逃せない現実

親が強いストレスや負担を抱えている家庭では、子どもが「勉強が不安」「自分は勉強ができない」と感じる割合が高く、約半数の子どもが学習に不安を抱えています。
さらに、こうした子どもたちの7割以上が母親に相談しており、学習に関する悩みや不安の多くを母親が受け止めている実態が浮き彫りになります。
同時に、母親自身も大きな負担とストレスを抱えていることがうかがえます。

親も繋がりを求めている

子どもが5歳を過ぎると、保護者の間で同じ年齢の子どもを持つ親同士で交流したいというニーズが高まります。

就学前児保護者の5.4%、小学生保護者の6.3%が「気軽に相談できる人がいない」と回答しており、
家庭での育児経験や悩みを共有できる相手を求める傾向が明らかです。

また、同じ年齢の子どもを持つ親との交流を希望する声も多く、親同士のつながりの重要性が示されています。

参考:木更津市(2019)「子ども・子育て支援事業計画(第2期)」(2025/08/10)
社会福祉法人日本保育協会(2023)未就園児の保護者への支援に関する研究(2025/08/10)

親の不安は、知らないうちに子どもへと伝わり、挑戦を避けたり学ぶ
意欲を失わせてしまうことがあります。
失敗を恐れ、「自分の力を信じられない」状態が続けば、自己肯定感や
将来への自信にも影響を及ぼしかねません。

ジュニアカートスクールでは、子どもが夢中で走る体験を通じて、
成功も失敗も前向きに受け止められる力を育みます。

ここでは、親はただ見守るだけではなく、子どもと一緒に挑戦のプロセスを共有できます。
親子がチームのように関わり合い、「安心して挑戦できる場」をともに実感できるのです。

過干渉でも放任でもなく、子どもが自ら判断し行動する環境を整えること。
それを保護者が安心して見守れる仕組みを提供すること。

私たちはその両方を大切にしています。